[2009/9/2]

テネシー・ワルツ

先週番組で、パティー・ペイジが歌ったテネシー・ワルツを紹介した。
この曲が世に出たのは、1950年で僕が生まれる2年前である。
多重録音をできる機材もまだない時代で当然モノラル盤なのだが
この曲の中でのパティーの歌声はユニゾンであったり主旋律に
ハモっていたりとオーバーダビングしているのだ。
どういう風にレコーディングをしたのか頭の中で想像が膨らんでいく。
レコーディングスタイルとしては、大半が、バンド、オーケストラ、歌手が
一堂に会し大きなスタジオで同時に録音していた時代である。

この曲はテネシー州の州歌のひとつになっているのだが、面白いことに
『恋人とテネシーワルツを踊っていたら、古い友人が来て、彼を紹介したら
その友達に恋人を盗られてしまった』という内容の歌詞なのである。


☆Tatsuya Himeno☆



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